内容説明
日本最大の指定暴力団「華岡組」が二つに分裂、西日本で抗争を激化させていた。そんな最中、浅草に拠点を置く華岡組傘下団体の組長が射殺され、都下に緊張が走る。組織犯罪対策第三課所属の身辺警戒員・片桐美波は、同時期に襲撃被害に遭った元暴力団員・大隅直樹の警護にあたることに。捜査本部はいずれも対立組織の犯行と見るが、対象者を注視する美波はある違和感を抱き…。
著者等紹介
深町秋生[フカマチアキオ]
1975年、山形県生まれ。2004年「果てしなき渇き」で第三回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
155
待っていました、片桐美波!身辺警護は楽じゃない。美波も塔子もカッコイイ。が、今回は対象者・大隅が好い。漢でした。こういうタイプに弱いです(笑)2019/09/25
ねりわさび
92
組対三課の美波と捜査一課の塔子、ふたりの女性警官を主人公に警護対象をガードしつつ捜査を進めていく推理サスペンス小説。前作の続編でもあり懐かしめの登場人物も現れる。近接格闘術やガンアクションの描写もありエンターテイメント性も高いのではないでしょうか。面白かったですね。2025/03/23
アッシュ姉
77
言い方がヘンだけど、すごく真っ当なヤクザものの警察小説。二人のヒロインはカッコいいけど、もっと深町作品らしく大暴れしてぶっ飛んで欲しかった。読友母さまの好みの男性にニマニマ。うんうん!2020/10/31
GAKU
38
シリーズ1作目を読んで2作目を読むかどうか迷っていたのですが、ちょうど図書館から順番が回ってきたので読みました。1作め同様深町作品にしてはおとなし目。クライマックスのダンプカーで突っ込んできた敵も二人だけって.......。主人公も美波と塔子の二人建てって必要か?色々と消化不良気味なシリーズでした。 2024/05/07
Junichi Yamaguchi
36
『ヤクザと役者は一字違い』… シリーズ2作目。 今回の対象者の男気に痺れる。 ヒロイン達のもんじゃは次巻かな⁈ そのシーンを楽しみに待ちたい。。2019/10/09