内容説明
新宿歌舞伎町のビル火災で大量の焼死者が出た。火元には刺殺体。閉まらなかった防火扉。唯一の目撃証言は「逃げたのは子供」。臨場した捜査一課の隼野一成は、刑事らしからぬ若い女性と出会う。彼女こそ監視映像分析に長けた捜査支援分析センターの異端の天才、天埜唯だった。火を放つ底知れぬ悪意の正体とは?圧力に抗する共同捜査が始まる!
著者等紹介
沢村鐵[サワムラテツ]
1970年、岩手県釜石市生まれ。2000年『雨の鎮魂歌(レクイエム)』でデビュー。「警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結」や「クラン」といった警察小説シリーズで人気を博す。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Junichi Yamaguchi
25
『クンランゲタ』… シリーズ1作目。 やっぱり、権力者の歌う歌はむず痒くなってしまう。 今作のコンビの本領発揮は次巻かな⁈ どのように「羽をもぐ」のか、期待しよう。。2019/09/27
fuku3
8
2019年8月20日読了。新宿歌舞伎町の雑居ビルで火災発生。大量の死傷者、火元では刺殺体が発見される。捜査一課の隼野警部補が特命で捜査に当たる。捜査支援分析センター(SSBC)の天埜唯警部補も捜査に加わる。惜しい‼︎とてもいいキャラ設定なのにキャラを活かしきれていない。天埜唯の天才キャラをもっと全面的に押し出すべきである。政治批判は別の所でして下さい。話しは簡単して勧善懲悪でスキットとまとめて下さい。話し長過ぎてです。2019/08/20
GOTI
6
☆多分、日経夕刊の推薦本。例によって「はずれ」。題名に①とあり、既に続編②がでています。新宿歌舞伎町のビル火災で大量の焼死者が、火元には刺殺体。終盤に実行犯の片割れは確保されるも、一方は捕まっていません。黒幕の存在も不明のまま。題名に出てくる””警視庁機動分析捜査官 天埜唯”も脇役で大きな活躍は見せていません。②で解決するかどうかも疑わしい。長丁場になりそうな気配がします。一端静観することにします。2019/12/25
じょじょ
5
だんだん面白くなってくるんだけど どうにも私には合わないのか 好きになれないと言うか。楽しみにしていたから残念。2021/01/07
chikap610
4
少し前のこのシリーズ読み始めましたよー。 なかなかの描写だと思います。 緊張感も無い、緩みきった我が国の舵取りをしている老人ホーム(国会)の連中に読ませたらいいと思いますよ。 まぁ、鈍感だしなんも変わらないと思うけど。 こういう思想は危ないと思う反面、実はかなり正しいことを伝えてくれていますよね。 活躍してる主要なメンバーは若いね。もっと上の世代が頑張らないとダメだよ。2021/03/22




