内容説明
松坂に雌伏し、憎しみの刃を研ぎ澄ます廣澤和之進。その切っ先が狙う宿敵―江戸の浮世絵師宗次に否応なく政争の渦が襲い掛かる。謎の刺客は、母と敬する長屋の住人チヨの娘吾子をも脅かした。さらに四代様(家綱)容態急変の報に接し登城すると、思いもよらぬ事態に発展、さしもの宗次も慄然とする。最愛の女美雪、そして己を慕う「妹」のため、宗次は迎撃の剣を握る!長編時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
81
浮世絵宗次日月抄 「汝よさらば 」2巻。宗次さん、家綱に謁見五代将軍か闇将軍の要請、刺客が吾子をも脅かし、和之進が遺恨の決闘をと今回も大変でしたね、さてさて次巻あたりで事が納まるのかな楽しみに待ちます。2019/07/04
ニッキー
4
間が空き過ぎて、前作が思い出せない。全て発刊されてから読んだ方がいいかもしれません。 浮世絵師宗次の顔から徳川宗徳への比重がかかって来て、今後の展開が楽しみでもあり、説明的な箇所が比例して増えていくには難色。2019/08/02
depo
0
図書館本。2024/01/22
よしぜん
0
★★★★⭐︎ 家綱の容態悪化。扇姫の死。和之進の帰京2022/11/06
Masayoshi Arakawa
0
20190524 410講釈だらけで白ける門田時代劇❗2019/05/23