祥伝社文庫<br> 最後の怪物 渡邉恒雄

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祥伝社文庫
最後の怪物 渡邉恒雄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 437p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396344870
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



大下英治[]
著・文・その他

内容説明

読売新聞を激変させた男、ナベツネこと渡邉恒雄。東大時代、哲学を愛する共産党員だった渡邉は、やがてライバルを駆逐し、新聞社の頂点に君臨する。部数一千万部を誇ったメディアの主筆として、あらゆる権力をほしいままにしてゆく。一介の政治記者からいかにして大物政治家を牛耳り、日本を動かすフィクサーと呼ばれるまでになったのか―稀代の傑物の人物像に迫る!

目次

プロローグ(「渡邉の批判記事を書くな」;読売幹部の運命を変えた大下記事 ほか)
第1章 権力を嗅ぎ分ける政治記者(戦地に持っていった哲学書と詩集;反天皇制・反軍ゆえの共産党入党 ほか)
第2章 社内抗争の勝利と代償(日韓交渉の中にいた新聞記者;日韓国交正常化の報道と大野伴睦の死 ほか)
第3章 読売を右傾化させた提言報道(「権力は大手町から麹町に移る」;「鈴木内閣の中に入って協力すべきだ」 ほか)
第4章 巨人軍中心主義の「球界の盟主」(「負け試合を見るのは本当にイヤ」;「人気は必要ない。勝てる監督がほしい」 ほか)
第5章 最後の終身独裁者(「中央公論の灯を消してはいけない。全面支援しよう」;中央公論新社スタート ほか)

著者等紹介

大下英治[オオシタエイジ]
1944年、広島県生まれ。広島大学文学部卒業。「週刊文春」記者時代に『小説電通』でデビュー。1983年「週刊文春」を離れ、作家専業として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Asaya

1
面白かった。確かに大怪物だなと思う。とは言えあんまり好きじゃなかった。存命中に知っておきたいと思ったので読んでみた。政治・経済・文筆界、まあこれからこれほどの傑物は出てこないかも知れないな。読み終わってもやっぱり好きにはなれないけど、凄いや…という感想だけ残った。2022/10/18

チェケ

1
良くも悪くもまさに怪物。大野伴睦や中曽根康弘などナベツネと関わる人間のキャラクターも面白い。2019/03/22

Shoichi Kambe

0
渡邉恒雄没 2024/12/19 41-渡邉の心は、天皇制と軍国主義に対する憤怒が渦巻いていた… 369-「靖國神社にはA級戦犯が合祀されており、これらの戦犯は国のために命を落としたのではなく、裁判で死刑に処せられたものである。日本の首相の靖國神社参拝は、わたしが絶対に我慢出来ないことである」…「一般の人は、靖國神社は明治維新以来、国のために戦死した軍人を祀っている場所と思っている。…」 425-平成28年6月7日の定時株主総会後に開く取締役会で、渡邉は、読売新聞の会長職を退き、代表取締役主筆に就任した。2025/01/08

じむくろうち

0
NHKの大越キャスターによるインタビューをみて渡辺恒雄という人をもっと知りたくなった。希代の特ダネ記者で、読書家、勉強家であること、自身の戦争体験から共産党に入党、現在も首相の靖国神社参拝に反対している点など意外な一面を知り、親近感を覚えた。だが、安倍政権の一連の疑惑について追及しないなど、ジャーナリズムを捨て去った今の読売新聞にしたのは、やはりこの人の責任だ。おそらく読売には老害がまん延しているのではないだろうか。十分功績を残したのだから、早く引退されて若返りを図ったほうがよろしいのではないか。2020/05/30

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