出版社内容情報
滝田務雄[タキタミチオ]
著・文・その他
内容説明
元刑事でオカルト・ライターの浜谷良和は、脳の中に3Dプリンターを持つ。よろず捕獲がうたい文句の「オフィス・カメレオン」女社長阿過沙汰菜を助手に、都市伝説のような奇怪な現場を取材する。ふたりはそれらの真相ばかりか、背後に隠されている“本当に触れてはいけないもの”までも丸裸にしてしまい―凸凹コンビが人間の心の奥底に眠る業と悲哀を炙り出すミステリー。
著者等紹介
滝田務雄[タキタミチオ]
1973年、福島県生まれ。日本大学芸術学部卒。2006年に短編「田舎の刑事の趣味とお仕事」で、第三回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
21
6つのお話収録の短編集。浜谷良和(はまや・らわ)と阿過沙汰菜(あかさ・たな)さらに刑事が御小曾殿歩(おこそ・とのほ)と名前がすっごい。タイトルはこれだけど、もっと主人公の能力を前面に出した方が興味持つ人いそう。その能力が特に活かされた『美食家の葡萄酒』と『白い首輪の黒い猫』が面白かった。2020/06/29
きょん
12
依頼のあった物や事を手に入れるため捕獲屋を名乗ってますが、ほぼ私立探偵って感じです。自分の見た空間を座標化して正確に再現できるという特殊能力持ちの主人公の能力も事件解決にしっかり役立ってるし、メカ女子の社長や女性刑事も良いキャラなので、続編出ないかな。2018/09/05
tomtom
10
登場人物の名前がはまやらわ、あかさたな、おこそとのほ…と変わった名前過ぎて話がなかなか頭に入ってこない。他の登場人物の名前のルールはないのかとストーリーより気になってしまう。2020/12/29
ぶうたん
8
著者の本を読むのは初めて。短編が6つで構成されている。持ち味のコミカルさは最初はちょっとバランスが良くないかな、と思ったが次第に慣れて気にならなくなった。登場人物の名前はあんまりだけど、ミステリとしては真っ当で面白いと思う。2020/04/19
じょじょ
4
つまらない。何より読みづらい。私には合わなかったみたい。2019/08/27
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