出版社内容情報
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
著・文・その他
内容説明
父親の伝手で、本邦初の大型旅客飛行船・月光号の記念飛行に招待された宮沢賢治。飛行船好きの賢治は、医者を目指す美しい乗客・最勝寺薫子と出会い、空の旅に心躍らせる。そんななか、乗客の一色子爵が、血まみれとなって自室で発見された。しかし、それは月光号で始まる惨劇の序章に過ぎなかった―空中の密室で繰り広げられる連続殺人に、名探偵・宮沢賢治が挑む!
著者等紹介
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年、東京都生まれ。中央大学法学部卒業。2014年『私が愛したサムライの娘』で第六回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。同作で第三回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
13
どんでん返しが面白い。前巻が冒険活劇的だったのに比べて、本格クローズドミステリーになっていた。若かりし宮沢賢治が乗り込んだ飛行船月光号。当初から観察眼が冴えわたる賢治。登場人物らも個性的。その時代の背景が丁寧に語られて、スーッと世界観に入っていける。殺人現場に残されたタロットカードと斬奸状も良いエッセンス。明かされる目的と全貌。舞台から最後までどのような結末に至るかドキドキさせられた。2019/01/20
ブランノワール
3
面白かったです2021/07/25
アオノ
1
空を行く大型飛行船の中で起こる不可解な連続殺人!密室での刺殺、姿なき狙撃者、見えない怪物による襲撃に大勢でグラスを交わす中での毒殺。タロットカードによる見立ても加わり、本格好きにはたまらない内容です。しかも、この謎に挑むのは、岩手が産んだ純朴の詩人、宮沢賢治。なんでしょう、このボリューム感は。すき屋のうな牛を軽く超えている。そして迎えるありきたりな結末。まあ、こんなもんだよね…すき屋のうな牛もボリュームはあるけど、味はそれなりだし…薫子に対して賢治が銀河鉄道の構想を語るシーンは良かったです。2018/07/20
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