出版社内容情報
唯野 未歩子[タダノミアコ]
内容説明
葉太は九歳の小学生。ある日家に帰ると、母がいなくなっていた。代わりに滅多に家にいない録音技師の父が一緒に夏休みを過ごすという。最初は父を拒絶していた葉太。だが、土鍋で炊いたごはん、まっすぐ進む遊び、「雪の音」をつくる手伝いなど、経験したことのない日々に葉太は夢中になっていく。このまま一緒にいたいと思っていたけれど…。父と息子のひと夏の物語。
著者等紹介
唯野未歩子[タダノミアコ]
1973年東京都生まれ。武蔵野美術短期大学でグラフィック・デザインを学び、多摩美術大学で映画制作を学ぶ。在学中に映画『フレンチドレッシング』で女優デビュー。2005年に映画『三年身篭る』で監督・脚本を担当し、同名の小説で作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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