内容説明
就職した夏、保育士の向井すぐりは、新米営業マンの高萩草介と偶然出会い、付き合い始める。草介のことをもっと知りたいと望むすぐり。だが、草介は自分の過去の恋愛や家族について触れたがらず、なぜかデートの最中に突然姿を消してしまう。お互いをどこまで知ることが幸せな明日につながるのか…。男女の視点から恋の成長を追いかける、新感覚ラブストーリー。
著者等紹介
はらだみずき[ハラダミズキ]
千葉県生まれ。2006年『サッカーボーイズ再会のグランド』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しいたけ
99
なりたて保育士すぐりと、偶然出会った草介の恋愛。複雑な生い立ちの草介に対し、すぐりの真っ当な明るさ。「わたしは草介と未来だけではなく、過去という時間も一緒に共有したかった」。読んでいるこちらまで、その微かな傲慢さにヒヤヒヤした。デートの最中に姿を消すことがある草介の、その深淵を共有するには心もとない甘ちゃんぶり。学生の頃、私の友人もデート中に突然いなくなる彼と付き合っていた。「そんな人やめたほうがいいよ」と忠告していたが、あの彼にも抱える生きづらさがあったのか。あの時の友人と重なり、応援できずに読んだ。2018/11/30
ピロ麻呂
36
初はらだみずき作品。あまり期待していなかったんだけど、めっちゃ切ないラブストーリーでした!保育士すぐりが好きになった男性には、暗い過去があった。彼はデートの最中に突然いなくなったりする。それは愛情を確かめるためだった…わざとメールの返信を遅らせるようなものかな? でもそれが原因で別れてしまう(>_<) 好き同士なのに、もっと相手に愛情を求めるが故の別れ。よりを戻すことを期待してページをめくるけど、あれ?あれ?…このままじゃ切なすぎる~ 最後は??2016/04/18
せら
14
男性目線と女性目線が交互に書かれている。一般的な書き方よりも気持ちのすれ違いが分かりやすいので読んでる方は焦れったかった。最後の終わり方はいいと思う。2017/12/20
KUMA
12
タイトル買い。 読みやすい。 なんか映像化しそう2016/06/18
とっく
9
解説にあった『ボタンのかけ違い小説』という例えがまさにぴったり。育ちや家庭環境が違う2人が出会ってお互い好意を抱くのにすれ違う不器用さ。読んでてもどかしく切なくなりました。草介の変化がよかったなー。最後もう少し書いてほしかった気もしますが、ここにたどり着けてよかったねと余韻に浸る恋の行方でした。2016/04/29
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