出版社内容情報
江戸っ子の粋と見栄 笑って泣ける人情噺
「この一席、ゆっくりほっこり堪能を」書評家 大矢博子
江戸っ子の粋と見栄 笑って泣ける人情噺
貧乏長屋のお初と兄の太吉。両親は、騙されて浅草の小間物屋を失い、悲嘆に暮れて亡くなった。「必ず店を買い戻そう」と固く誓う太吉が、二十両の有り金をはたいて名品??井戸の茶碗?≠?入手。だがそれは、真っ赤な贋物だった。弱り果てた兄妹に声をかけたのは、隣に住む赤目勘兵衛。誰かに売ってやるという、酒びたりの浪人にどんな策が!? 新世代の人情時代小説!
「この一席、ゆっくりほっこり堪能を」書評家 大矢博子
江戸の茶碗
寝小便小僧
遺言
真眼
嫁入り問答
いじっぱり
男と女の間
【著者紹介】
2008年、「素見(ひやかし)」で小説宝石新人賞を受賞。若き町医者を描く長編『刀圭』でデビュー。著書に新人賞受賞作を含む短編集『ひやかし』の他に、『晦日の月』『夫婦からくり』『かりんとう侍』『ないたカラス』と??着物始末暦?<Vリーズがあり、情感豊かな物語と瑞々しい筆致で注目を集めている。
内容説明
貧乏長屋のお初と兄の太吉。両親は、騙されて浅草の小間物屋を失い、失意のうちに亡くなった。「必ず店を買い戻そう」と固く誓う太吉が、二十両の有り金をはたいて名品“井戸の茶碗”を入手。だがそれは、真っ赤な贋物だった。弱り果てた兄妹に声をかけたのは、隣に住む赤目勘兵衛。高値で売ってやるという、酒びたりの浪人にどんな策が!?新世代の人情時代小説!
著者等紹介
中島要[ナカジマカナメ]
2008年、「素見(ひやかし)」で小説宝石新人賞を受賞。若き町医者を描く長編『刀圭』でデビュー。著書に新人賞受賞作を含む短編集『ひやかし』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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