内容説明
満開を迎える深川大横川の桜並木。駕籠舁きの新太郎と尚平は、庄兵衛とおよねの老夫婦を花見に招待した。余命わずかなおよねの望みをかなえるためだった。翌日、桜を楽しむ新太郎たちに、千住の駕籠舁き寅とその客が早駕籠勝負をけしかけてきた。我慢を重ねた新太郎だったが、やがて、勝負をうけることに。だが、賭け金が千両だったことから―胸のすく第三弾!
著者等紹介
山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年、高知市生まれ。様々な職業を経て、97年「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。02年、『あかね空』で第126回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐々陽太朗(K.Tsubota)
101
単行本は2011年に上梓された。続編の出版を探したが無い。一力先生、酷うございます。これまでの二巻で新太郎とさくらの間に明らかに恋愛フラグがたっていたはずじゃないですか。今巻で花椿の女将・そめ乃に恋煩いした。そういうこともあるだろう。しかしこれを切りに続編が無いとなると話は別だ。今巻の結末で新太郎はそめ乃への想い一応のけりを付けたかのように読める。ではやはりさくらと結ばれるのか。あるいは幼なじみのひとみとという展開が。一力先生、伏線が回収されないままです。どうあっても続編を書いていただくしか無いでしょう。2019/07/25
tengen
29
シリーズ3。駕籠舁きの新太郎と尚平はおゆきのいる坂本村で老夫婦と知り合う。妻およねの余命僅かと嘆く庄兵衛。二人はおよねの夢最後の花見へと一肌脱ぐ。花見の場で居合わせた千住の駕籠舁き・寅とその客・村上屋六造が早駕籠勝負をけしかけてくる。そこに大家の木兵衛が入って千両の懸賞が何と命を懸けた万両のいざこざに発展する。☆雨の日の客生花店花椿の女将そめ乃に新太郎が一目惚れ。心配する尚平は相談した香具師の浩蔵親分から、女将の方もあの日以来ぼんやりしているらしいと聞く。相思相愛か。新太郎恋の結末。☆彡花明かり/菖蒲の湯2024/06/20
shiozy
12
深川駕籠シリーズ第三弾。表題作と菖蒲の湯収載。駕籠かきは元来悪名高い職柄なのだが、山本一力に書かせれば、それはいなせで気風のいい職人となる。深川人情そのものである。ま、山本一力が描く職人は、どれをとっても気風がいいのだが、このシリーズでは相方との呼吸がいいのだ。「はあん、ほう」心地よい掛け声が深川の町に響く。2015/04/06
たーくん
9
シリーズ第三弾。一力さんの作品はスカッとする。金とか権力を笠に、驕り高ぶるものを許さない。それがいい!終わり方からすると、まだ続くのだろうか?それならば、うれしいことだが…。2015/11/12
myu-myu
7
「機内で読もう」と、何気なく手に取った本。実はシリーズ3作目だと読み始めてから知った。しかし、そんなことは全く気にならず、すぐに物語の世界に入り込んでしまった。とにかく、山本作品ならではの、江戸らしさや江戸っ子らしさが随所に現れている。木兵衞さんは何者なのか?ちょっとミステリアスな登場人物あり。シリーズ一作目に戻って、読んでみたい。2015/08/06
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