内容説明
警視庁暗殺部のトップ・菊沢義政は第三会議の要請を断固として断った。新設された国際的労働機関の闇を巡る実態調査という事案は、存在が絶対に公になってはならない暗殺部を表舞台に晒す危険が余りに多いのだ。どうやら政府中枢の圧力らしい。同じ頃、日本でも優秀な技術者たちが失踪する事件が頻発していた―壮大なスケール、上下巻の迫力で贈るシリーズ第3弾!
著者等紹介
矢月秀作[ヤズキシュウサク]
1964年兵庫県生まれ。様々な職業に従事し、文芸誌の編集を経て小説家へと転向する。意欲的なアクション小説を次々に発表、『もぐら』シリーズで爆発的なヒットを記録する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
53
警視庁暗殺部シリーズ第3作。平成版「仕掛人」と言った感じでしょうか。今回は国際労働機関の裏の実態を調査。相変わらず人がバタバタ死んで行きます。さて、下巻でどのような展開になるのでしょうか? 2019/01/29
きさらぎ
46
スピーディ&ワールドワイドな展開で、暗殺部シリーズの中で一番面白い!相変わらず矢月作品は人を”処分”するのに躊躇がないねぇ~ 下巻は3月に出る予定が遅れているみたい。もう9月なんですけど?早く続きを読みたい!!!2015/09/04
きさらぎ
42
3年ぶりに下巻が出たということで、おさらいのため再読。待ってる間が長すぎてだいぶ忘れてた。”出荷”とか”処分”とか、相変わらずなワード連発。プロローグからしてスゴイ。あと少しで下巻を読めそう。準備は整った。楽しみ。2018/06/02
み
26
さくさくと♪読み始めキャラを忘れてて、読み進めるうちに、あぁ~と、あたしの記憶力ヤバいかも(^^;下巻でどんな派手な展開なんでしょ?キャラ忘れてたあたしですが、このシリーズのキャラは皆さま好みです(^^)2018/09/07
ハゲおやじ
22
新幹線内で読了。下巻が出るまでは…と積み本だった。もぐらシリーズを読破していたので何となくイメージできる内容だったが、私は このアクション映画の様な感じが好きなのだ。ちょっと描写はキツイけど 読んだ後にスカッとするのが良いんだな(って まだ下巻を読んでないけどね)。ファルコンが どうなったのか?ロンドン警視庁のおばさんが日本で どう絡むのか?暗殺部のみんなが集結するのは?等の謎を残して下巻へ突入なんだね。久しぶりの この感じに懐かしさを覚えるのは、最近強制的に読まされて来た本が多かったからかなぁ。2018/06/04




