内容説明
日々堂で代書をする戸田龍之介は、剣術仲間の三崎小弥太を案じていた。家格と美貌に負けて、好きな男がいる桜木登和と祝言を挙げて以来、道場に来ないのだ。そんな中、友七親分の女房・お文から、日々堂の宰領・正蔵とおはま夫婦の娘・おちょうに大店の若旦那との縁談が持ち込まれるが…。泣き暮れる日があろうとも、笑える明日があればいい。人気沸騰シリーズの第七弾!
著者等紹介
今井絵美子[イマイエミコ]
1945年、広島県生まれ。成城大学卒業。テレビプロデューサーなどを経て、執筆活動に入る。98年、「もぐら」で第一六回大阪女性文学賞佳作。2000年、「母の背中」で北日本文学賞選奨。03年、「小日向源伍の終わらない夏」で、第一〇回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
126
便り屋お葉日月抄「木の実雨」 7巻。お葉さんの生みの母と育ての母が時を同じくして亡くなり、戸田龍之介の剣友三崎小弥太が問題がある女性と祝言をしたりと、お葉一家に問題山積みの巻でした、次巻は笑える明日が来れば良いですね。2015/07/02
TOMIKA306
11
親子の関係・夫婦の関係がテーマかな。登場人物がどんどん増えてくるけど、シリーズ途中から読んでもなんとかなりそうなくらいに過去の経緯をまとめてくれてて助かる〜。2025/02/17
mikipon
11
どんな人でも受け入れるお葉さんの懐の広さが、そのまま江戸の町の懐の広さのように感じる。大都会だったに違いない江戸だけど、その中でも深川という土地柄なのか、江戸の町全部なのか、みんな互いを知っていて、助け合って・・・と現代にはない暮らしぶりがふと羨ましくなる。2014/11/08
たーくん
6
日々堂で代書をする戸田龍之介は、剣術仲間の三崎小弥太を案じていた。家格と美貌に負けて、好きな男がいる桜木登和と祝言を挙げて以来、道場に来ないのだ。そんな中、友七親分の女房・お文から、日々堂の宰領・正蔵とおはま夫婦の娘・おちょうに大店の若旦那との縁談が持ち込まれるが…。泣き暮れる日があろうとも、笑える明日があればいい。人気沸騰シリーズの第七弾! 2019/02/07
Masayoshi Arakawa
2
20160218108 このシリーズで気付いたこと。今巻が7巻だが前に出てきたそのままの文のコピペが多発していること、振り返れるのは良いけど少し多すぎ? 暫く浮気してくるかな?2016/02/18
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