内容説明
たびかさなる刺客の襲来。霞幻十郎は見えざる敵の意図をはかりかねていた。叔父の南町奉行池田長恵の失脚が狙いなのか。未然に防いだ岡山池田家への強請を仕掛けたものの遺恨なのか。さらには、黒狐一味らしき押込み強盗についての助勢を、南町奉行所の面々に求められる。剣客にして名君の血をひく霞幻十郎が、鞍馬流の剣で刺客を斃し、謎を解く痛快時代小説。
著者等紹介
荒崎一海[アラサキカズミ]
1950年、沖縄県生まれ。出版社勤務を経て、2005年に、時代小説作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
11
この巻までしかないのか。幻十郎が独立して生きていく状況も読みたかったのに…2018/05/29
ナツメッグ☆
6
「読んでる本」に登録する間もなく、一気に読んでしまいました。本寸法のきっちりした時代小説です。しっかりした時代考証に裏打ちされ、剣戟シーンも迫力満点。読ませます。うまく余韻をひいて次に続けていますね。2014/02/27
ともちゃん
2
幻十郎は南町奉行所管内の事件への助言をしながら備前松平中屋敷・若君の剣術指南役に就き、次第にこれからの暮らし向きに目処がつくようになってきた。しかし度重なる刺客は誰のさしがねなのか・・・。登場人物や事件のかかわりが複雑で1巻から読み直しました。若様という設定でとても面白いのだが3巻が発行された時にはまた1巻から読み直しそうだ・・・。2014/10/23
未到散人
0
どうにも気になる、左脇に刀をという表現が余りにもくどすぎないだろうか?何を言いたいのだろう?2014/03/26
てん
0
登場人物が多くて、若干混乱しつつ読了。2021/09/20
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