祥伝社文庫<br> 御師弥五郎―お伊勢参り道中記

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祥伝社文庫
御師弥五郎―お伊勢参り道中記

  • 西條 奈加【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396340155
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

訳ありの弥五郎は伊勢詣の世話役・御師の手代見習いとして修業中。ある日、侍に襲われる材木商・巽屋清兵衛を助けた縁で、用心棒を兼ねて清兵衛の伊勢参りに同行するはめに。「御師は盗人」と言い放つ変わり者の弥五郎だったが、伊勢を目指す人々と関わるうちに、心境に変化が。そして清兵衛の過去を知った弥五郎は…。時代小説界の気鋭が描く笑いと涙の道中記。

著者等紹介

西條奈加[サイジョウナカ]
1964年北海道生まれ。2005年『金春屋ゴメス』で第一七回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー。12年、『涅槃の雪』で第一八回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじさん

87
伊勢参りという江戸時代のロードノーベルであり、御師というツアーコンダクターのお仕事小説であり、日々を精一杯生きている市井の人々の人情噺。伊勢詣の世話役・御師の手代見習の弥五郎は、侍に襲われた材木商・清兵衛を助けた縁で用心棒を兼ねて伊勢参りの同行することになる。旅の途中に何度となく災難に見舞われるが、何とか務めを果たす。旅を続ける中で、少しずつ弥五郎や清兵衛の過去や旅の目的が明らかになり、気を抜けない展開が続く。仕事小説でありながら、謎解きの面白さもあり、飽きずに最後まで読むことが出来た。 2023/11/27

タイ子

64
これまで朝井まかてさん、梶よう子さんのお伊勢参り道中物語をそれぞれの作風で面白可笑しく読みましたが、今作はお伊勢参りに導く御師(今で言うところのツアーコンダクター)の道中記。見習い御師の弥五郎が用心棒を兼ねてお伊勢さんまで。途中大店の主が何者かに命を狙われたりするも、御師としては見習いだが、刃傷沙汰にはめちゃくちゃ強い。単なるお伊勢参りの道中記は違って、大店の主は何故、誰に狙われるのか?ミステリ要素もありながら楽しませてくれ、御師の大事な務めとは何かを教えてくれる西條さんらしい作品でした。2018/08/15

財布にジャック

60
後書きを読んだら、御師という職業がどんなものなのか解ったのですが、それまでは弥五郎は何者なのかさっぱり解りませんでした。弥五郎に全てお任せしておけば、こんなドキドキハラハラのお伊勢様へのミステリーツアーに行けるのなら、行ってみたい気もしますが、やはり旅は楽しいのが一番ですよね。2014/03/08

shincha

44
西條さんの作品を読みたいと本棚を探して、再読。内容は全く覚えていなかったので、初めてのように楽しく読了。伊勢神宮を訪れることは、生涯一度でも、江戸時代の人々にとって切なる願いであった。それをアテンドするのが御師。江戸に住む弥五郎は、訳ありの御師手代見習い。巽屋清兵衛のお伊勢参りに用心棒兼任としてついていく。道中で起こる刺客達との闘いも見所ではあるが、清兵衛の背景と弥五郎の背景と武士と町人と御師と……様々なことが絡み合い…御師の本当の目的とは。弥五郎の活躍だけでなく、人情の機微を描く達人の作品。面白かった。2023/10/26

ゆずぽん

42
材木屋の清兵衛を助けた縁で伊勢参りに同行することになった弥五郎は御師の手代見習いだった・・いろんな事件が巻き起こるが、さらっと解決しながら旅が続く。江戸の風俗、伊勢参りの蘊蓄や人情と盛りだくさんのお話でした。ブラタモリで伊勢の御師を紹介していた時の、あの賑やかさを思い出しました。2021/10/14

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