内容説明
便り屋・日々堂で代書をする剣術家・戸田龍之介は、剣でも恋でも道を譲ってばかり。だが、己が身を退けば丸く収まるはずが裏目の日々。実家と並ぶ鷹匠支配・内田家への婿入り話を譲つた異母弟・哲之助も、思わぬ不幸に見舞われていた。侭ならぬ人生の皮肉に悩む龍之介。そんな彼を、お葉の温かい眼差しが見守っていた…。人気沸騰の“泣ける”時代小説、第五弾。
著者等紹介
今井絵美子[イマイエミコ]
1945年、広島県生まれ。成城大学卒業。テレビプロデューサーなどを経て、執筆活動に入る。98年、「もぐら」で第一六回大阪女性文学賞佳作。2000年、「母の背中」で北日本文学賞選奨。03年、「小日向源伍の終わらない夏」で第一〇回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
123
便り屋お葉日月抄「花筏」5巻。戸田龍之介も 石鍋重兵衛も似たような過去の逡巡が、重兵衛敬吾父子と好江さんとのつかの間の対面泣かせますね。2015/07/17
たーくん
5
便り屋・日々堂で代書をする剣術家・戸田龍之介は、剣でも恋でも道を譲ってばかり。だが、己が身を退けば丸く収まるはずが裏目の日々。実家と並ぶ鷹匠支配・内田家への婿入り話を譲つた異母弟・哲之助も、思わぬ不幸に見舞われていた。侭ならぬ人生の皮肉に悩む龍之介。そんな彼を、お葉の温かい眼差しが見守っていた…。人気沸騰の“泣ける”時代小説、第五弾。 2019/01/29
なあちゃん
1
お葉さんに貫録が出てきた。 石鍋父子の物語、しみじみ。2015/04/11
なおり
1
5作目。よかれと思って身をひいたのに・・・。戸田龍之介逡巡の回。2014/04/20
がぁ
1
このマンネリ感が心休まるぅw2014/01/21
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