内容説明
面妖な大名風集団との遭遇、それが浮世絵師宗次を襲う凶事の幕開けだった。張り付いて離れぬ不快な気配。それは白金の森に伝わる“無念の館跡”に関係が?暗黒の森で宗次を待つ黒衣の剣客闇之介。揚真流奥義をも戦慄させる幽鬼の業。やがて、勇猛の将と一族の墳墓、七体の骸が発見された。一方、江戸の名門道場と国学者邸で血の惨劇が相次ぐ。宗次、かつてない危機に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とく たま
3
シリーズの順番が未だ分からず(^^; 相変わら強すぎる宗次だが、今度の相手はこの世にあらぬものの感じ?!強さを超越した相手のようだ。知らぬ間に同心や岡っ引きと懇意であったり、女にもてすぎるのが、行き過ぎもありうらやましくもあり(''◇'')ゞ 手傷の多さと、善良な人をもあっさり殺されるのが、著者独特かな?2017/11/07
ひかつば@呑ん読会堪能中
3
浮世絵師宗次の第何弾だったかな? 剣も素手も誰も敵わない凄腕の宗次だが、何作も続くと敵もインフレ、現世の者か魑魅魍魎か宗次も怯えるほどの強敵が現れて下巻へ。さてどう決着をつけることやら...2013/06/10
未到散人
2
下巻早く。2013/04/11
depo
0
図書館本。シリーズ第6作 上巻。2023/10/22