内容説明
「顔を、良く見せて…」眼前に迫る、僅かに開いた形良い唇、潤んだ眼差し―。息を呑む光景に、履物屋の倅・文二は悶絶した。旗本の娘にして男装の美女・弥生に突然抱きすくめられたのだ。文二は弥生が寵愛した娘に瓜二つなのだという。女装で奉仕することを求められ、畏れ多くも倒錯的な悦びを覚える文二。やがて、弥生と文二が目覚めた快楽の道とは…。
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年神奈川県生まれ。数々の職業を経て、23歳の時に官能作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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