内容説明
一二〇〇年の昔、空海は何を秘したのか?封印がまさに解かれようとする今、東北では腐鬼の末裔三家が対立を激化させ、「鬼道の鍵」を握る美女鬼奈村典子の行方も謎のままであった。一方、箱根山中では四殺の一つ“飛狗”によって誕生した「超犬」が、殺戮の嵐を呼んでいた―迫り来る九門と毒島、美空らと、黒御所の激突。待つのは破局か、虚無か!驚異の超伝奇小説。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、小田原生まれ。東海大学卒。77年『カエルの死』でデビュー。84年に発表した『魔獣狩り』三部作(祥伝社文庫)で伝奇小説の金子塔を打ち立てる。89年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、98年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞、2012年『大江戸釣客伝』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かず1号
2
再読。斜め読みだけどほとんど忘れているなぁ2023/07/29
miubw
1
魔犬誕生。話の本筋とは関係ない気がするが、犬の復讐譚で面白かった。毒島、美空のコンビも良かった。2023/01/22
ほにょこ
1
★★★☆☆ 登場人物が多くてそれぞれの話が短いのであまり話が進んだ気がしなくてもどかしい感じがあります。話は面白いし、場面転換が多いのは気にならないんですけどね。2020/12/07
渡邊利道
0
腐鬼一族勢揃い。しかし黒御所強すぎ。ちょっと中だるみかも。あと四冊だからちょうどいいのか。2016/09/24
kiiseegen
0
本巻もサクッと読み切る。このシリーズは面白いのだけれど文庫本待ちではなかなか話が進まず…あと2巻程で本当に完結するの?と思いつつ来年を待つ。2013/03/22
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