内容説明
最強の傭兵集団“リベンジャーズ”が解散、リーダーの藤堂浩志が姿を消して半年。残された面々は戦いを続けるか否かの岐路にあった。そんな折、東京に残った者に監視が。尾行すると、監視者は防衛省へ。更に傭兵代理店が爆破される。防衛省が代理店を潰そうとしているのか!?傭兵たちは再び集結し―。浩志との邂逅を振り返りつつ、その後の傭兵たちを描く待望の外伝。
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』(祥伝社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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future4227
40
外伝とは言うものの事実上のシリーズ第11弾。前作でロシアの闇組織を壊滅させたリベンジャーズの後日談とメンバーそれぞれの生い立ちや傭兵になるまでの経緯、主人公藤堂との出会いが綴られる。今回は主役の出番がほとんどないにもかかわらず、かなり面白い。今までメンバーの過去はあまり触れられてこなかったこともあり、とても新鮮な気持ちで読めた。そして何よりも一人一人の個性がひときわ光彩を放ち、より一層、登場人物への思い入れが強くなった。でも、これらの話をもう少し早めに披露しても良かったんじゃないかとも思う。2017/11/07
み
25
すっきり〜♪お孫さん、外人部隊で頑張ってたのね(^o^)藤堂さんも引退する気はなく、新シリーズに進みます。2019/07/23
おしょも
4
メンバーの過去を知る事で、身近になった。読み応えあり。楽しめました。2018/01/27
ロビー
3
本編最終巻がワット以外のメンバーがほとんど出てこないので、おいおいと思っていたら、こういうことでしたか。。。 大佐も、そういことでしたか。。。 これで、心置きなく新シリーズに飛び込んでいけます。2014/06/18
こいきんぐ
2
最近のしか読んだことないから、皆の過去を知ることが出来て面白かった。2017/06/28