内容説明
リゾート開発を仕掛ける北急ドリーム開発の営業マン・本郷貫太郎には、秘めたる野心があった。いつか自らの会社を興す―。「色即是空」ならぬ「色即是職」をモットーに、まずは自らが企画立案した巨大プロジェクトを成功させるため、得意先の社長秘書や広大な土地所有者の娘、銀行会長令嬢を次々と誘惑。男なら一度は夢見る“天下取り”に向け、貫太郎の快進撃が始まった。
著者等紹介
南里征典［ナンリセイテン］
１９３９年、福岡県生まれ。新聞記者生活を経て、７９年に『鳩よゆるやかに翔べ』でデビュー。その後、国際冒険小説、本格推理、官能サスペンスなど多彩なジャンルで活躍。９２年には『紅の翼』で第一回日本文芸家クラブ大賞特別賞を受賞した。２００８年死去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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