内容説明
“釧路湿原を新天地への旅立ちの場所に…”自殺サイトにアクセスした痕跡を残し、消息を絶ったスナックの美人ママ・令子。愛人の事業家から捜索を依頼され、現地へ飛んだ茶屋次郎は情報を集めるうち、自殺は偽装だと確信する。直後に起きたロシア人殺害事件との関連は?謎を解く鍵は、令子の不可解な経歴にあった…。雄大な釧路湿原で、茶屋の推理が冴える。テレビ化でもおなじみ、旅情溢れる“名川”シリーズ。
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
1933年、長野県生まれ。調査会社経営などを経て、80年に『九月の渓で』で小説宝石エンターテインメント小説大賞を受賞。以後、豊富な登山経験から山岳ミステリーの第一人者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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