内容説明
役立たずゆえに「のうらく者」と呼ばれる、北町奉行所与力の葛篭桃之進。海賊退治のために船手奉行に派遣されたのも、無能で探索の邪魔にならないという理由だった。ところが不審な女を追跡する最中、海賊の頭と遭遇、取り逃がしてしまう。そんな折、将軍の毒味役の幼馴染みが死ぬ。海賊の横行、将軍毒殺未遂と世情不安を煽る者たちへ、桃之進の怒りが爆発する。
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、大手ディベロッパー勤務を経て執筆活動に入る。人情ものから江戸ノワール、伝奇物など作風は幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
86
これもシリーズ作品ですが短編ではなく長編です。今回は海賊退治のために他の部署に派遣されたものの、当初はさまざまなことに戸惑うものの徐々に事件の核心に近づいていきます。今回は幼馴染が殺されたりあるいは将軍の毒見役も死んだりということもあります。また主人公の義理の息子が比較的多く登場します。坂岡さんの他のシリーズの主人公と比べると若干弱いのですが最後はいつもながらの決着で安心します。2025/07/01
ベルるるる
24
海賊退治のために船手奉行に派遣された桃之進。そこでは、海賊と手を組むという、とんでもない不正が行われていた。不正を暴こうとした若い船手同心の死、幼馴染の死、そして桃之進に心を開かない息子は海賊に捕まる。少しだけかもしれないけど、息子と桃之進は、父子らしくなってきたのかな。2017/07/30
ゴルフ72
18
物語の始まりが海賊?今回はどんな形になるんだぁって・・・やっぱり葛籠さんはかっこいいです。一番うれしかったのは梅之進と桃之進の心が通ったことかな⁉ さあ次の巻へ2023/09/07
ひかつば@呑ん読会堪能中
11
のうらく侍の4は海賊が絡むスケールの大きな話。弟の竹之進は相変わらずのバカヤロウだが、今回は複雑な境遇に拗ねている息子梅之進に光が当てられており、結末もきれいでよかった。 2013/09/17
蕭白
7
主人公の普段のダメっぷりといざというときの奮闘ぶりとのギャップが◎です。2013/03/19
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