内容説明
按摩師の藤十。実は時の老中の庶子であり、父から拝領した名刀「正宗」を商売道具の足力杖に仕込んで「悪党狩り」をしている。その仲間である同心碇谷喜三郎から、人々を惑わす不思議な麻薬「逢麻」の探索を依頼された。折しも辻斬りが横行しており、それとの関連は?元邯鄲師佐七、犬のみはり、そして武者姿の美貌の異母妹まで現われて、要注目の第二弾。
著者等紹介
沖田正午[オキダショウゴ]
1949年、埼玉県生まれ。県立与野高校卒。グラフィックデザイン、販促用ゲームデザイン、企画プランナーとして活躍後、2006年『賽の目返し 丁半小僧武吉伝』で時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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