内容説明
「西暦二〇一二年、世界は終末を迎える。それを回避するために、あなたの“夢見の力”が必要なの」古代マヤ文明を崇める団体の主催者・卯月の要請で、悠梨香は儀式に参加した。だが、その最中に“ピラミッドの家”が炎上、卯月が密室内で謎の死を遂げる!古今東西の神秘思想、宗教、哲学、心理学を駆使してマヤの真理に迫る、驚嘆の古代文明&究極の密室ミステリー。
著者等紹介
小森健太朗[コモリケンタロウ]
1965年大阪府生まれ。82年、『ローウェル城の密室』が史上最年少で江戸川乱歩賞の最終候補作となり話題を集める。89年東京大学を卒業し、94年から本格的にミステリ作家として活躍。2010年には『英文学の地下水脈』で日本推理作家協会賞評論その他部門を受賞するなど、評論家としても評価を高めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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