内容説明
俺は殺された。しかも世界一嫌いな男・別所に。だが、なぜか俺の魂はよりによって当の別所の体に飛び込んでしまった。俺は俺を殺した罪で捕まってしまうのか?しかし同じ頃、別の場所でも殺人が起こり、その容疑者も別所だった。俺殺しで捕まるか、それとも別の殺人で捕まるか。はたして俺は俺を救えるのか?ひどすぎる設定に七難八苦のイジワルミステリ開幕。長編ミステリー。
著者等紹介
蒼井上鷹[アオイウエタカ]
1968年、千葉県生まれ。大学卒業後、会社勤務を経て、執筆活動開始。2004年、短編「キリング・タイム」で第二六回小説推理新人賞を受賞。05、07年には日本推理作家協会賞・短編部門の候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつー
8
うわー、自分を殺した奴に乗り移ったら兄殺人の容疑者だったって四面楚歌。主人公のキャラがダレてる故の結末、妙に納得。ああ・・・残念な人。2017/07/12
CHEBUE
3
ミステリー作品でこんなに不幸な主人公がいるのだろうか!?最初から最後まで踏んだり蹴ったり…ジンクスの件は余分かも。2010/06/19
すずりん
2
なかなか進まなかった。2017/05/24
かめかめ
1
よくこんな設定を考えつくなぁ、と感心してしまいます。実際にはありえない設定ですが、その設定としての人間関係がとてもよく描けており、楽しく読めます。2010/10/31
almadaini
1
決して悪いとは思わないんだけども、読んでいて楽しくないのがなあ。2011/10/09