内容説明
囲われ者の女が殺され、間夫の政吉が捕らえられた。ところが牢内で何者かに襲われ、虫の息だという。無実を叫ぶ政吉、そして風烈廻り与力青柳剣一郎が動き始めるや、凄腕の刺客が襲ってきた。敵は、奉行所の内と外にいるのか?江戸中を恐怖に陥れた殺し屋で、かつて剣一郎が取り逃がした男との因縁の対決を描く、絶好調、「風烈廻り」シリーズ第十弾。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。83年「原島弁護士の処置」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞し作家デビュー。『絆』で日本推理作家協会賞を、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞する。社会派推理、時代小説などを執筆し、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベルるるる
18
剣之助は、青柳の家を捨て、仕事を捨て、昔から好きだった志乃と駆け落ち。剣之助は、兄を見殺しにして与力の家を継いだと、父親を責める・・・。あ~あ、なんだかイヤな展開だったな。2016/11/29
夢子
13
とうとう剣之介が駆け落ちをしたが、相手がなんと、剣一郎の兄の元許嫁の娘で剣之介は、兄にそっくりで、結ばれなかった2人が子どもたち代で結ばれるということハッピーエンドになって行きそうな感じです。先は波瀾万丈みたいですが、今回は剣一郎も一安心。捜査1課長も人の親でした。次に読む、まやかしという題名が読メで検索しても古すぎるのか出てきません。2024/08/05
昌子♪♪
2
色々あるなぁ!剣之助さんと志乃さん、春吉さんとおよしさん、添い遂げられますよ~に…。2017/08/17
kkee
1
なんかカッコいい。時代物はあんまり読まないけど、よく分からん言葉もあったけど…2016/04/22
犀門
1
#112★★★★☆2013/09/10