内容説明
女吸血鬼探偵メグが引き受けたのはよくある妻の浮気調査のはずだった。監視を続ける家から人の気配が消えた。不審に思って駆けつけると、家にいるはずの妻はおらず、海外出張へ出たはずの夫の惨殺体が…。折しもクリスマスローズの花を死体のそばに撒く連続殺人が頻発。メグの発見した事件もとんでもない方向へ!二転三転、奇想天外の吸血鬼ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
セウテス
84
【Vビレッジ シリーズ】第2弾。吸血鬼のメグ・バーナビーこと橘めぐみは、東京で探偵をしている。前作で登場した糸井タケルはVビレッジを出て、今は山梨県警から警視庁の刑事に転職している。その糸井から、遺体にクリスマスローズの花びらを散らす、連続殺人事件の相談が持ち込まれる。謎の魅力も物語の始まりも、期待値万全のスタートであり、読みやすく設定が面白いのでサクッと進む。吸血鬼ならではの特質が謎解きの鍵になり、犯行可能な人物の特定にも上手く使われると思う。吸血鬼が存在する世界だと、心して推理する事をお奨めします。2021/02/11
papako
70
まさかのこれも再読。本当に?全然記憶ない!前作のVヴィレッジより派手な事件。ヴィレッジの糸井が警視庁に。クリスマスローズで飾られた連続殺人事件が起こって、メグやヴァンパイア仲間が巻き込まれる。事件のつかみや雰囲気は良かったんだけど、クリスマスローズとかちょっと無理くり感は否めなかった。けどこの雰囲気楽しいのにな。続きはないんだよね。残念。2020/07/03
momi
28
刑事も探偵も吸血鬼のお話!!続編です!サクサクと読めちゃいますね!「吸血鬼」が登場人物と言うことを受け入れて読むと、推理ものミステリーとして楽しめます。かる〜くサクサクっと!2013/12/16
ゆきおんな
20
昨年秋からガーデニングにはまり、クリスマスローズを花壇に植えて育て方の本を検索していたらこちらの本の情報も一緒に入ってきたので読んでみました。クリスマスローズはお飾り程度、ヴァンパイヤ達の探偵小説でした。前作があるのを知らずに読んでしまったのですが、軽く読める面白い本でした。こわーくないヴァンパイヤ達が素敵です。前作を探して読んでみたいと思います。2019/02/07
あつ子🐈⬛
5
『Vヴィレッジの殺人』に続くシリーズ第二弾です。女探偵かつ吸血鬼の主人公メグが好き。…優しいミステリだなあ(´∀`)




