内容説明
飛騨高山の旅館の美人女将・夕子が心臓発作で急死したと聞き、十津川警部はうなだれた。二十数年前、大学のヨット部合宿で出会った夕子こそ、十津川の初恋の相手だったのだ。しかしその翌日、訃報を伝えに来た弁護士が絞殺死体で発見されるや、事態は一気に仕組まれた犯罪の様相を呈する。飛騨高山に飛んだ哀切の十津川に、さらなる驚愕の証言が。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷跡』で江戸川乱歩賞を、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞し、推理小説界に不動の地位を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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クルミ
10
十津川警部の初恋の人が関係する事件。娘を殺され、十津川に助けを求めるが。信じていた人達に裏切られるって辛いですね。2025/02/24
@
2
徳間文庫で読了。2002年9月祥伝社より刊行。 2017年10月15日初刷(文庫当時660円、現在702円、Kindle版667円) 表紙は徳間文庫の方がいいね。2023/04/11
towerofthesun
1
「今更、初恋の夕子と、関係を持ちたいという気はない。だが、何処かで、彼女が、いつも、清純な感じの女でいて欲しいのだ。これは、明らかに、男のエゴだとわかっているのだが。」2015/08/23
スカ
1
愛の力はすごいですねぇ~2011/10/17
さときち
1
十津川警部シリーズは、よく読みます。いくつもの難事件を鋭い視点から解決してきた十津川警部の、初恋の人との再会って!!と衝動買いしてしまいました。初恋は、ト津川2011/03/21