内容説明
「俺の生甲斐は、酒だけじゃねえ。人を斬ることだ」その言葉に、男嫌いで通る博奕打・お蓮の胸はときめいた。本当にこの陰のある男・怒怪四郎が辻斬り・強盗で江戸庶民を怯えさせ、鬼と目される髑髏組の首領なのか…。怪四郎が挑むは、大泥棒・葵小僧が隠匿した三千両をめぐる、悪の巣窟・岩間道場との大争奪戦!太田時代劇最強の剣客登場。
著者等紹介
太田蘭三[オオタランゾウ]
1929年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業。同人誌を経て、時代小説でデビュー。78年『殺意の三面峡谷』(祥伝社文庫)で山岳推理に新境地を拓き、以後『顔のない刑事』シリーズなどの推理小説で圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- The Forum



