内容説明
互いに現役を退いた旧友、元公安と元KGB諜報員。「もし俺が死んだらこれを読んでくれ」とイーゴリーから手紙を託された直後、木村の人生は一変した。日本で密かに進行している国際謀略は、ロシアン・マフィア、暴力団、公安の三すくみ状態、そこに木村が巻き込まれたのだ。やがて、最も恐るべき敵は公安と知り木村は愕然とする。リアリズムに徹した超弩級作品。
著者等紹介
阿木慎太郎[アギシンタロウ]
1929年、東京生まれ。慶応義塾大学卒業後、東宝に勤務、東宝映画取締役を経る。75年『愛と憎しみの宴』でデビュー。以後、多彩なジャンルで活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



