内容説明
地球温暖化がもたらす最も深刻な問題は、感染症の多発である―地球上から撲滅されたはずの天然痘が青森に、空気感染する超エイズが隠岐諸島に、ペストが熊本に発生した。なぜ三つの凶悪伝染病が同時多発を?列島パニックの中、医療ジャーナリストの風間が、直前に発見されたという縄文人のミイラとの関連を追ううち、日本を襲う恐るべき陰謀の構図が浮上した。
著者等紹介
北上秋彦[キタカミアキヒコ]
1950年、岩手県生まれ。95年、小社刊『小説NON』誌に「現場痕」を発表しデビュー。97年『種の終焉』(祥伝社文庫)が作家・高橋克彦氏の称賛を浴び、多くの新聞・雑誌の書評で好評を博した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



