出版社内容情報
新幹線爆破に始まる謎の連続殺人!
東海道新幹線の車内で時限爆弾が炸裂し、乗客の小柳夫妻が即死した。犯行は明らかに彼らを狙ったものだった。その直後、「犯行を指示するビデオがある」との通報に、十津川警部は色めきだった。ところが容疑者すべてに完璧なアリバイがあり、第二第三の殺人が発生。やがて、小柳が関わる十年前の事件が明るみ出るや、捜査は意外な展開に!
【著者紹介】
1930年、東京生まれ。'63年『歪んだ朝』で第二回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。'65年『天使の傷跡』で江戸川乱歩賞を、'81年『終着駅(ターミナル)殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。著作は優に三百冊を超えるベストセラー作家。2001年、西村京太郎記念館が湯河原町にオープンし話題に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
48
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/02/post-1c145e.html 真犯人がほぼ特定出来てからの、その証拠固めが大変そうでした。2023/02/10
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
8
「勝手に列車祭」第285弾。。。文庫コレクション556 冊目。。。平成14年 2月20日 初版。。。10年で変化する人としない人がいるということである。変わらないほうは今までと同じように暮らすが、変わる人は劇的に変わる場合がある。昔はやんちゃしてた人が、政界に進出するなんてこともあるのだ。その周辺を綺麗にするため、色々殺人が行われれるが、吾らが十津川警部も事件が進行するとともに冴えてくる。2021/02/15
kenkou51
1
長編 10年以上前の作品です。配達されるVHSのビデオテープを郵便配達の人が、だまって録画するとこから事件は始まる。序盤はまだるっこい感じがあったが中盤以降どんどん引き込まれていった。ラストは十津川警部の推理がひさしぶりに光った感がある。2013/02/20
yukari@627
1
クライマックスになるにつれて句読点の多さが気になる。十津川警部シリーズの中でも犯人は極悪人に感じました。2012/08/29
samandabadra
0
ある人間に巻き込まれて、振り回されて… 2015/03/10