内容説明
“鎌倉将軍”の異名をもつ明法大サッカー部コーチの椎橋。彼が学生の房子と鎌倉山の別荘でデート中、突如寝室の外で火が燃え上がった。それに気を取られている隙に、房子がベッドの上で刺殺された!さらに、死に際に彼女が遺した一語「けまり」の意味するものとは?神奈川県警の加賀美警部が極秘捜査に動くものの、やがて第二、第三の殺人が…。
著者等紹介
斎藤栄[サイトウサカエ]
1933年、東京生まれ。東京大学法学部卒業後、横浜市役所勤務の傍ら、66年に『殺人の棋譜』で第十二回江戸川乱歩賞を受賞
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