出版社内容情報
十津川警部、焦燥(しょうそう)!
伊豆下賀茂─東京─軽井沢─諏訪湖
なぜ、連続殺人現場に奇妙なものが…
伊豆下賀茂(いずしもがも)のテニスコートで、美人プロ選手中野美代子(なかのみよこ)の殴殺(おうさつ)死体が発見された。直後、コーチの須田(すだ)、大会スポンサー社長と惨殺され、そのすべての現場にはなぜか「メロン最中(もなか)」が残されていた……。やがて、事件の背後にスポーツ界を巻き込む脱税疑惑が浮上するが、十津川(とつがわ)警部の捜査を嘲笑(あざわら)うかのごとく殺人は続く! 手に汗握る、犯人との息詰まる攻防戦!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RED FOX
11
伊豆半島に下賀茂という地名があることを知らなんだ(^^ゞ謎に立ち向かう十津川班の活躍は相変わらず健在だ。・・・失踪者の妻「全くありませんわ、きっと会社のほうにだってなかっと思いますわ」刑事「ぜんぜんなかったんですか?」妻「ええ」刑事「なぜですかね?」 ・・・聴きこみ相手に謎を聴くスタイルも健在だ。2015/08/22
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
7
「勝手に列車祭」第265弾。。。文庫コレクション517冊目。。。平成13年 9月10日 初版。。。この話は面白かった。口を塞ごうとする悪い奴らと、父を殺された娘の恨みが一緒になっていた。最後の人が殺されるまで、てっきり父を殺さた娘の復讐かと思ったが、割と悪い奴はとことん悪く、結局今回の犯人もその黒幕に何も知らない間に使われていただd家であった。2020/05/21
とみー
1
あっという間に読めます。2012/09/11