出版社内容情報
愛憎と欲望に斬り込む
神道無念流の剣
鬼怒川縁の野州塩谷郡(やしゅうしおやごおり)。粗末な小屋群の中にひときわ大きな屋敷が1つ。博徒連尺七兵衛の根城で、そこに拐かされた女たちが監禁されている。神道無念流の腕を見込まれて関八州取締出役に就任した芥十蔵は、手下3名と20数名の捕り方を従えて屋敷を取り囲んだ ……。関東一円に跋扈(ばつこ)する無宿人や博徒の男と女たち。その愛憎と欲望に斬り込む傑作時代小説!
内容説明
鬼怒川縁の野州塩谷郡。粗末な小屋群の中にひときわ大きな屋敷が一つ。博徒連尺七兵衛の根城で、そこに拐かされた女たちが監禁されている。神道無念流の腕を見込まれて関八州取締出役に就任した芥十蔵は、手下三名と二十数名の捕り方を従えて屋敷を取り囲んだ…。関東一円に跋扈する無宿人や博徒の男と女たち。その愛憎と欲望に斬り込む傑作時代小説。
著者等紹介
西村望[ニシムラボウ]
1978年、『鬼畜』でデビューして以来、犯罪小説を中心に活躍を続け、近年では多くの時代小説も生み出している。『八州廻り御用録』は関東一円を取り締まった八州廻りを主人公に、文化年間の時代風俗とそこに生きる人々の悲喜を丹念に描いた時代小説である。主な著書に『還らぬ鴉―直心影流孤殺剣』『密通不義』『崖っぷち』『姦計』(いずれも祥伝社文庫)など多数
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