出版社内容情報
美しい揉め事処理屋・蘭馬と斬り裂き魔の死闘
内容説明
霧が濃い渋谷・円山町に現われた切り裂き魔。殺られた街娼の死体は七つに切断されていた。事件に遭遇した美しき揉め事処理屋・醍醐蘭馬にも狂った鉈が迫りくる!切り裂き魔の秘密を探るうち、「トランジット」と呼ばれる薬の存在を知った蘭馬は、再び切り裂き魔の襲撃を受けた。「性格最悪」の美貌のヒーローが登場する、超伝奇バイオレンス小説の決定版。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒。82年に『魔界都市《新宿》』で鮮烈なデビューを飾り、85年『魔界行』三部作(祥伝社文庫)で一大ベストセラーを放ち、伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者となる。『八つ裂きジャック』は、著者公認「性格史上最悪」の美しき揉め事処理屋・醍醐蘭馬の活躍を描いた超バイオレンス小説。『夜叉姫伝』〈全4巻〉など著書多数
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