内容説明
1943年、冬のニューヨークで1人の老人が死んだ。ニコラ・テスラ。当時、彼はエジソンと比肩される天才発明家だった。無線送電システムを始めとする人知を超えた研究ゆえに、夢想家として歴史から抹殺されたが、彼は密かに核兵器を超えるエネルギー・ビーム兵器を発明、設計図を遺していた…。これが米・ソのスパイ戦の始まりだった。そして半世紀にわたる諜報戦の末、1990年、朝木隆彦のもとに〈設計図は日本に持ち込まれていた!〉との情報が飛び込んで来た…。
1943年、冬のニューヨークで1人の老人が死んだ。ニコラ・テスラ。当時、彼はエジソンと比肩される天才発明家だった。無線送電システムを始めとする人知を超えた研究ゆえに、夢想家として歴史から抹殺されたが、彼は密かに核兵器を超えるエネルギー・ビーム兵器を発明、設計図を遺していた…。これが米・ソのスパイ戦の始まりだった。そして半世紀にわたる諜報戦の末、1990年、朝木隆彦のもとに〈設計図は日本に持ち込まれていた!〉との情報が飛び込んで来た…。