出版社内容情報
本を読み語彙を増すことで、多様な武器を手にいれる 自由に使える語彙数が五百しかない人と、語彙数が五千以上ある人のどちらが表現力と伝達力にすぐれているだろうか。いうもでもないだろう。表現力と伝達力が弱ければ、相手から理解される度合いが俄然少なくなる。生きるうえでこれは相当に不利なことだ。語彙数は辞書を読んで機械的に増やすこともできるが、それでは自由に使える語彙にならない。もっともスムーズに語彙を増やすなら、本を読み、そこで見つけた言い回しや表現を自分のものとして話したり書いたりすることだ。(「まえがき」より)
目次
第1章 「読む」から始まる勉強術―考え、理解し、疑う技術(「考える」は「読む」から始まる;知性のための読書のコツ ほか)
第2章 「読む」ことが武器となる―何をどのように読むか(知性のニヒリズムを打開するために;読書を通じての変身 ほか)
第3章 静かな場からの生産、時間を増やす技術―勉強のための環境について(最良の書斎は内にある;静かな場からの生産 ほか)
第4章 大人の勉強とは冒険のように人生をワクワクさせるものである―やりたいこと、才能、そしてジェネラルな知性へ(本当は何を勉強したいのか;才能について ほか)
第5章 今、何を学ぶべきか―哲学思想と宗教を(外国語の学習は必要と文化から;独学する力について ほか)
著者等紹介
白取春彦[シラトリハルヒコ]
青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、評論の明快さに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
ココロココ
Rico.genge
ポチポチ
カナトキ