内容説明
なぜイエスは、教団ナンバー2に殺されたのか?膨大な文献を精読した作家が辿り着いた、衝撃の「真実」。
目次
1章 キリスト教は新興宗教であった―イエスは、何を壊し、何を創りたかったのか
2章 「イスラエルの民」とは何なのか―『旧約聖書』と『新約聖書』に横たわるもの
3章 イエスはなぜ新たな宗教を興したのか―すべてが敵対的な宗派だったわけではない
4章 四つの福音書から伝えられる真実とは何か―『ヨハネの福音書』には、戦略的な意味があった
5章 イエスの使徒はなぜ十二人なのか―ユダヤは十二部族で成り立っていた
6章 「最後の晩餐」に隠された愛弟子の順位―死なない弟子、そしてイエスの双子
7章 イエスにとってユダは「裏切り者」だったのか―過激派集団が彼に求めていたものとは
8章 イエスとは何者だったのか―神なのか、悪魔なのか、側近たちにもわからなかった
9章 十字架上の死の意味とは何か―自ら求め、そこが出発点だったのではないか