内容説明
名古屋で何をしよう?迷っているならぜひ「喫茶観光」のご検討を。豊富なフォト&エッセイで綴る、贄沢なカフェ案内。
目次
1章 カフェ+somethingの現在形(ラ・メゾン・デ・レギューム;THE SHOP十二ヵ月 ほか)
2章 カフェスイーツとカフェごはん(パティスリーグラム;夏空 ほか)
3章 喫茶店今昔物語(喫茶ニューボビー;喫茶、食堂、民宿。なごのや ほか)
4章 朝から晩までモーニング(EARLYBIRDS breakfast;喫茶モーニング ほか)
5章 時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす暖かさの問題(COFFEE KAJITA;TRUNK Coffee&Craft Beer ほか)
著者等紹介
川口葉子[カワグチヨウコ]
文筆家&喫茶写真撮影家。約30年にわたり全国の1500軒以上のカフェや喫茶店を訪れてきた経験をもとに、書籍や雑誌、ウェブを舞台としてカフェやコーヒーに関するエッセイや記事の執筆等、幅広く活躍中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
45
行ったことのあるところも、前を通って気になるところもある。家の近くのカフェの一つはちょっと入るのに勇気がいりそう。カフェで読書はあこがれるが、コーヒーの違いもあまりよくわからないし、おしゃれすぎるのも落ち着かない。そわそわしながらも入ってみようかな。2021/04/13
サニー
10
行ったことのあるお店もないお店も行きたいけど、今は何処にも行けそうにない。2020/09/01
チョビ
7
純喫茶が苦手でカフェが好きな人間としては、筆者の書き振りからして、その境目を曖昧にしていただけるのが嬉しい。ただ、私としてはもはや日帰り圏内のため、モーニングのあと、野球観戦用のお菓子を買うくらいしかできなく、自然東山線と名城線沿線のチェックとなってしまう(家具見に植田も行きたいが、金が許さんorz)。いかにも名古屋人らしいカフェのつかいかたになるのは惜しいし、筆者みたいに「カフェを楽しみ」と洒落込みたいが、それは名古屋だけじゃない。ただし自分のお気に入りが複数紹介されているのは嬉しい!2020/06/09
misalyn
5
名古屋人の喫茶店・カフェに対する愛やこだわり、もう感心するばかりです。行ってみたいカフェ・食べてみたいものはチェックしたから、自由に旅に出られる日常が一日も早く戻ってくることを願うばかり。2020/06/12
びぜんや
4
名古屋の住宅地にあるような地元に根差したきどらない喫茶店が載ってないのは若干寂しいですが、オシャレなカフェのひと皿や設えはまさに目の保養ですし、有名喫茶店にまつわる物語は読ませてくれますし、重厚な珈琲専門店には、そこに行って焙煎の香りに包まれながら文庫本をめくってみたいと思わせてくれます。一様でない喫茶・カフェが重畳と連なる名古屋の魅力が詰まった一冊で、観光地なんかなくても、カフェを巡るだけで名古屋を一日楽しめそう、と思わせてくれる好著です。★★★★☆2025/04/09