出版社内容情報
橋本陽介[]
著・文・その他
内容説明
言葉のしくみと成り立ちがわかれば、語学は上達する!本書を一読するだけで、あなたの「勉強法」は大きく変わります!
目次
第1章 外国語ができるということ(外国語で話すという感覚;どうして外国語が身につかないのか;私はこうして覚えた)
第2章 音声と語彙を習得する(音声と言語;言葉の「意味」とは何か;語感を身につける;言葉の「一般常識」を捨てよう)
第3章 文法を習得する(文法とは何か;「学校文法」の正体;文法の形式主義と論理中心主義)
第4章 多言語を習得する(具体的な勉強法;マルチリンガルになる)
著者等紹介
橋本陽介[ハシモトヨウスケ]
1982年、埼玉県生まれ。お茶の水女子大学基幹研究院助教。慶應義塾志木高等学校卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程単位取得。博士(文学)。専門は、中国語を中心とした文体論、テクスト言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
58
★★★☆☆ この本のエッセンスは第四章「多言語を習得する」に詰まっているので、それまでは読み飛ばしても十分に元が取れる。独学に最も向いているテキストはNHKのラジオ講座とのこと。音声が豊富に収録されいるため、日本人が語学をモノにできない最大の理由である「音声の無視」に陥ることもない。音声の体系が頭に入ると、単語もどんどん暗記できるようになる。印象に残ったのは「語学学習は逆向きのベルトコンベアーを歩いていくものだ」という表現。歩みを止めずに一気に次の段階に進まなければ、すぐに元に戻ってしまう。確かにそうだ。2021/06/23
Kazitu
40
7カ国語をモノにできたら、世界中に友達できるんだろうな。せめて一つでもモノにしたい。 しかし、言語を覚えるのは難しいな😁2022/08/01
とくま
2
×P100。2019/03/06
サブレ
2
勉強ができる人になるのではなく、語学ができる人になるための方法が筆者の体験を踏まえて体系的に書かれています。多くの若い学生の皆さんに読んでもらいたい。2019/02/05
taros
1
音声がかなり鍵になっているようだ。 音読はなるべく文字を見ずに耳で聞いて覚えよう。 日記はまずは頭で作って話してから文字起こしをしよう。 そうするだけでも違ってくる。 ただ、音読や瞬間作文、精読や日記など、今までやってきたことは間違っていないようだ。 これをだらだら続けず、短期集中でやり込む。 参考になる話が多くためになった。2020/07/13