内容説明
年を重ねれば、そうじや片づけがつらくなるのは仕方のないこと。それでも、小ぎれいな暮らしをしたい。そんなあなたに、1回5分で誰でもできる、そうじと整理整頓の習慣をお教えします。
目次
第1章 50歳を過ぎたら、ものは引き算、心は足し算を合い言葉に(「きれいなおばあちゃん」になりたい;「年を重ねても、できるそうじ」をマスターしておこう ほか)
第2章 住まいの汚れを引き算しましょう―年を重ねても体がつらくならないそうじのコツ(年を重ねたら、快適なお部屋で過ごしたい;そうじ嫌いの私が、“そうじ屋”を始めたわけ ほか)
第3章 暮らしにあふれるものの引き算―上手な減らしかた、つきあいかた(ものに囲まれる私たち;トランク一個が私の究極のシンプルライフ ほか)
第4章 「老い」も楽しくなる、心の足し算(心のデトックス;「イエスマン」にならない ほか)
著者等紹介
沖幸子[オキサチコ]
生活評論家。家事サポートサービス「フラオグルッペ」代表。大学客員教授(起業論)や経済産業省、厚生労働省などの政府審議会委員も務める。ドイツ、イギリス、オランダで生活マーケティングを学び、グローバルな視点を持った暮らしデザイナーとしてテレビ・雑誌・講演などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nyaoko
84
図書館で見つけて借りて来ました。やはり、アラフィフには気になる内容です。筆者の沖さんは家事代行サービスを起こした人でした。その為、掃除のノウハウはプロならではの秘策があるのかと思いきや…家事を楽にするためには便利な道具でも、広い家でもない。使う物は出しやすくしまいやすく、その物の位置、数、用途を難なく使いこなせる事が大事だということ。歳を重ねれば不必要な物は必ず出てくるので、その都度見直す事。当たり前のことなんだけど、たまにこういう本を読んでおけば物を増やさず、家事も効率的にこなそうと心掛けられるかな。2019/12/19
パフちゃん@かのん変更
71
再読でした (^^; 沖さん素敵です。1946年生まれ。私よりかなり年上なのに素敵で若々しい。こんな生き方がしたいです。やはりモノを減らし、床やテーブルの上にモノを置かない。いつでもどこでもタオルで拭き掃除。無駄な買い置きをしない。清潔な暮らしが一番。2015/01/16
ばう
70
★★最近歳のせいか、時間の流れを早く感じるようになってきた。私もそろそろこういうお年頃かなと思って図書館で借りてきました。喜怒哀楽をはっきり表し、いつも体を動かし、シンプルかつ丁寧に暮らすことがポイントかな?為になったのは「50代の洋服の『いつか』は90%ありません!」と「思ったことはメモる」。「今」ダメなら、「いつか」は90%以上の確率で巡ってこないそう。そうだよね、納得。でも訪問先のトイレを勝手に整えるというのは如何なものか?ちょっと気になりました。2015/11/22
パフちゃん@かのん変更
66
沖さん、素敵です。もう60代なのですね。私よりお若いかと思っていました。50代の洋服に「いつか」は来ないし、貰いたい人もいないと思う。きれいな状態のバッグであってもブランド物でなかったらほとんど価値はない。自分が使わないモノは他の人にとってはゴミである。筆者が言うように、綺麗で快適な小さい家に住みたいな。2013/10/31
きさらぎ
59
平均すると私たちの家の中には2万個以上のものがあり、そのうちの半分以上はなくても毎日の暮らしに困らないものらしい。生きていくためにどうしても必要なものなんてその程度。ものは利用して初めて価値が出る。そのいらないものをなくしてシンプルに生活すれば気持ちよく暮らせるのではないか。そのためには体力のある50歳ころから助走を始めるべきと勧めている。すごく納得。50代にはなっていないけれど、人より体力がない分、掃除やもの減らしなど今から始めないと死んだあとすごいことになりそう。適正在庫率70%を念頭において始める!2017/10/04