内容説明
秋田の地に“奇跡”が起きた!就職率100%の理由を探る。英語力・教養力・コミュニケーション力・留学体験、グローバル化時代を生き抜く答えがここにある。
目次
1章 人材は、厳しい環境で育つ
2章 就職率100%の秘密
3章 日本最先端の大学を秋田に作る
4章 なぜ、国際教養が必要なのか
5章 企業の求める人材が変わった
6章 日本が沈まないために
著者等紹介
中嶋嶺雄[ナカジマミネオ]
国際教養大学理事長・学長。国際社会学者。1936年長野県生まれ。東京外国語大学中国科卒業、東京大学大学院社会学研究科修了、社会学博士。東京外国語大学学長、国立大学協会副会長、アジア太平洋大学交流機構(UMAP)初代国際事務総長、文部科学省中央教育審議会委員、内閣教育再生会議有識者委員、オーストラリア国立大学、パリ政治学院、カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院客員教授などを歴任。『北京烈烈』(サントリー学芸賞受賞)、『「全球」教育論』など、著書多数。第19回「正論大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
82
国際教養大学について学長が解説した一冊。やはりここまで勉強しないと今の社会に太刀打ち出来ないのかなと思った。2012/12/25
Willie the Wildcat
40
現代教育への試金石。教育哲学が明確。単に英語重視のみではなく、教養教育の徹底!にも共感。留学も、自己文化の理解が前提。一方、GDPによる厳格な卒業基準は、学生の本分の観点では当然。但し、日本の就職文化を踏まえると社会的な是正が必須。私の2人の子供にも、目先の損得に振り回されることのない自分探し・自己形成を期待!蛇足だが、学長推薦図書!嗚呼、積読本が増える・・・。2014/06/23
佐島楓
30
この大学についてはテレビなどで見て知っていたが、改めて良いなぁ、と思った。死にもの狂いで勉強できるって、とても幸せなことだ。感銘を受けると同時に、一般的な日本の大学の教育制度に、ますます疑問を感じざるを得なかった。学生のための大学という視点が、忘れ去られませんように。2014/08/13
kochanosuke
27
中嶋学長のたいへん熱意に溢れた文章のせいで、読みおわった直後はちょっとだけ体温が上がる本です。この興奮は、読んでるときに入った「山中教授にノーベル賞!」のNewsのせいだけではないはず。高校生や高校の先生方に多く読まれてほしいなと感じました。なのに平台に置かれない限り、なかなか棚からは探し出せそうにない文庫レーベルから出されている点が…惜しい。2012/10/08
えちぜんや よーた
21
かなりの飛ばし読みで読了。国際教養大学ではこの本が必読書の一つにされているそうです。→高坂 正尭 文明が衰亡するとき (新潮選書)http://book.akahoshitakuya.com/b/4106002213 2012/08/14
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