内容説明
妻として、母として、ひとりの女性として―。パリの生活で考え、感じ、見つけたこと。
目次
暮らすこと(サンルイ・アン・リル教会の掛け時計;「背中の映像」を子供たちに残してやりたい ほか)
食べること(食材はビオのマルシェとスーパーで調達;ハーブや魚が手頃なのは魅力的だ ほか)
装うこと(役割を楽しむのも、おしゃれをするのも、自分のため;絶対的に信頼できるお直し屋さんは貴重だ ほか)
フランス語を通じて(デリカシーの観点は必要だ;アピールしなければはじまらない ほか)
著者等紹介
雨宮塔子[アメミヤトウコ]
1970年東京生まれ。成城大学文芸学部英文科卒業後、東京放送(TBS)アナウンスセンターに入社。「どうぶつ奇想天外!」「チューボーですよ!」など、数多くの人気番組を担当する。99年3月TBSを退社し、パリに単身遊学。フランス語、西洋美術史を学ぶ。02年パティスリー・サダハル・アオキ・パリのオーナーシェフ青木定治氏と結婚。03年に長女を、05年に長男を出産する。現在はフリーキャスター、エッセイストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えこ
17
独身の頃と、ママになってからのパリ暮らし。景色は変わってないはずの街の雰囲気が少し違って見えて、独身当時を思い出して懐かしく感じる気持ち。美しい街に住んで、ママになって、感慨深く思う時間もあり、とても羨ましいです。2016/06/12
AI
3
雨宮さん、素敵に年を重ねていますね。軽く楽しく読ませていただきました。「多面的な女」を目指す姿勢が良い。妻に勧めてしまった。こんな妻なら夫も幸せだろうな。サダハルアオキの店をパリに訪ねてみたい。2014/03/07
sattin
3
再読。文章がちょっと気取ってて読みづらいところも。観念論でなく、実際どうなのかという具体的な話をさっぱりと書いてくれるともっと面白いと思うんだけどな。パン屋の話とか、後半の言葉の話は面白かった。2014/02/08
ちび
2
自宅の本。食事の描写は好きです。2014/09/05
未華子
2
同じ位の年になって理解出来るようになりました。あたしも雨宮さんと同じように、仕事を続けるか悩み中・・・そして、日本人のよさがよくわかった2014/03/07