内容説明
歴史と味覚、ショッピングがとことん楽しめる、とっておきの9エリアをかわいいイラストで紹介します。京都散策に欠かせない1冊です。
目次
古代からの変わらぬ風―下鴨
水と人の交差点―出町
神様の楽しむ山―吉田・百万遍
ものおもふ小径―哲学の道
つっかけ気分で今昔―北野
針と糸になって歩こう―千本西陣
山の中の石畳を歩く―東山
垣間見る表と裏―祗園・松原
ふだんづかいも、おつかいものも―寺町
ちょっと、跳んでみる
著者等紹介
小林由枝[コバヤシユキエ]
京都・下鴨生まれ。大学で日本画を学び、卒業後は本、雑誌、広告デザインなど、絵に関わる仕事に幅広く携わっている。『京都でのんびり―私の好きな散歩みち』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
170
まったりとした絵とのんびりとした説明。京都らしい風情が感じられる。機能的な案内ではなく、視覚的に楽しむための本。京都に旅行に行く前に購入。行くときに、どこにおいたか忘れていった。残念。神社はすきなので、どこかしこと伺う。100以上の寺社を訪問したけど、半分以上はどこに行ったか記録していない。今度行くときは持って行って、訪問したところに印を打とう。最後の地図に、少し自分で手を加えて、地下鉄、バス、徒歩、タクシーなど手段を考える書き込みをしたり。2011/10/17
HANA
52
『京都をてくてく』を先に読んだが、前作に当たるこれも落ち着く色使いのイラストばかりで読んでいて何か安心する。今回は下鴨から東山界隈、寺町と有名どころ。ただ他の観光ガイドには載っていないような、小さな寺社も丁寧に紹介している姿勢には好感が持てる。この辺何度も通ったことがあるが、気がついていない場所が何箇所もあった…。寺町が紹介されているせいか、次巻に比べて店舗の紹介が多いが、それも押し付けがましい紹介ではないためかイラストのためか、逆に興味を掻き立てられる。今度京都行く時は是非とも持っていきたい一冊である。2013/10/25
dolce vita
35
行きたいけど行けない!というたびに再読する本。読み返しすきてカバーがずいぶんくたびれてきた…。地元民ならではの視点で路地から路地へ。それでいて王道も外さずしっかり紹介されて、今まで見落としてたところとか土地にまつわる小話とかをたどりながら一緒に散歩をしているような気分になる。そして行きたいと食べたいが増幅されて、次の旅がさらに楽しみになる。たちまちいづ重のおいなりさんが食べたいなぁ。2020/07/28
金吾
25
地元であっても知らないところや気づかないところだらけだなあということを感じさせてくれます。帰省したときに散歩しようと思いました。2021/12/04
シナモン
24
再読本。京都にはまって早10年。通い始めた初期に購入した本。以来京都と名のつくガイドブック、雑誌、エッセイなどいろいろ読んだけど、私の中でこれを上回るものはまだないです。先週京都旅行に行ったのに合わせて再読しました。京都出身の著者が案内する京都本。静かな名所、お店がエリアごとにたくさん紹介されています。イラストと文もほっこりとして可愛い。紹介されている散策ルート通りに歩くのも楽しい一冊です。2019/01/27