内容説明
支持率だけでは計れない、「総理の器」。「歴代首相の系譜」が鮮明にする次のリーダー像とは。
目次
第1章 指導者の「かたち」―「指導力」を「調整能力」に置き換えてしまった、この国
第2章 「宰相」とは何か―日本が手本にした、ヨーロッパの「四つの型」
第3章 「官僚」に立ち向かう宰相―誰が「政治権力」を使うのか
第4章 「治者」としての品格と見識―国家のグランド・デザインをいかに描けるか
第5章 国を誤る「ポピュリスト」―指導者は「大衆」といかに向き合うか
終章 「家長」の終焉―この国を存続させるための要件
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
1960年、東京生まれ。慶應義塾大学環境情報学部教授。1993年『日本の家郷』で第6回三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で第24回平林たい子賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。