祥伝社黄金文庫<br> 京都の謎 〈東京遷都その後〉

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祥伝社黄金文庫
京都の謎 〈東京遷都その後〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396313524
  • NDC分類 216.2
  • Cコード C0121

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
明治京都の文明開化事情。京都博覧会、琵琶湖疎水、新京極、平安神宮から、はては同志社大学や島津製作所まで、東京遷都で天皇家も朝廷もなくなってしまい、新しい街づくりに臨むことになった京都のあんなことやこんなことであります。全体に新しい世の中を切り開いていった人たちのポジティブな生き方を取り上げているため、首都のアイデンティティを失った京都の寂れっぷりを調べたい読者にとっては当てが外れる格好だったかも。エネルギッシュに日本のタバコ産業を牽引しながら、国策で事業を奪われる形になった村井商会の顛末が切ない。星4つ。2021/07/18

2
約3年ぶりの再読。読み返したら何となく思い出せるものの、読み返すまではやっぱり覚えてなかった明治京都事情の一冊。やべ、これはまさか某感染症の後遺症……? 天皇も公家もいなくなった京都の文明開化をポジティブに紹介。全国区ではマイナーですが、槇村正直という方は相当に得体の知れない、つかみどころのない人で印象深い。もう一つ、印象に残ったのは外国人に京都に来てもらうためのおもてなしの数々。観光に力をそそぐのは昔もいまも変わらないというところでしょうか。2024/03/23

あっちゃんのパパ

0
評価=3:京都のたくましさを認識した。小学校を民間で作ったとは知りませんでした。さすが京都。2015/04/28

keisuke

0
言われれば当然なんやけど、明治維新後も京都ってのは存在しとったんやな、と改めて気づかされる。2013/03/22

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