内容説明
「東京発」の「日本初」、その誕生物語。動物園、地下鉄、とんかつ、鯛焼き、お子様ランチ…今あるものの発祥地を歩いたり、元祖の店で話を聞いたりして、始まりの時の、気分の高揚を味わってみよう。
目次
1章 銀座には「初めて」がよく似合う(あんぱん―なぜ日本人の口に合うのか;ステーショナリー―明治時代の“オフィス革命”とは何か ほか)
2章 食べ物の始まりは難しい(甘納豆―なぜ元祖のお店は豆が違うのか;みつまめと芋羊羹―人気を集めたみつ豆ホールとは何か ほか)
3章 人が動けば歴史も動く(人力車―「庶民の足」から「疾走するテーマパーク」へ;交通信号機―なぜ日本人は信号を守りたがるのか ほか)
4章 こんなものまで、東京で生まれた(ガス灯―事業資金の意外なスポンサーとは?;国産マッチ―国費留学生がなぜ工場をつくったのか ほか)
5章 エンターテインメントを楽しむ街(江戸落語―なぜ江戸っ子に人気があったのか;動物園―なぜ上野が選ばれたのか ほか)
著者等紹介
田中聡[タナカサトシ]
1962年、富山県生まれ。現地取材と資料渉猟に基づく多彩な評論を精力的に発表し、読者の熱い支持を得ている
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