目次
1章 驚くべき胎児の“秘められた能力”―なんと、彼らは母親の思考や感情を読み取ることすらできる
2章 自己を主張する小さな生命―その感情の働きは、成人のそれに劣らない
3章 母親と胎児の情報交換システム―“きずな”を深めあうための三つのチャンネルとは何か
4章 一生を左右する出生時の記憶―その瞬間、胎児は強烈な“快感”を体験する
5章 出生体験は性生活をも決定する―異常な分娩は、子どもの性格にどんな影響を与えるか
6章 愛情こそ、何にも勝る栄養素―なんと、愛情に飢えた新生児はバタバタと死んでいく
7章 未来を担う新生児のために―健全な社会人に育てるための妊娠・出産・育児の知恵
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玉媛
2
育児はお腹の中にいるときから始まっている。ということがよくわかる本。帝王切開や早産、誘発分娩に対してネガティブな記述が多いのは理想通りの出産育児が出来なかった母親を追い詰めることになりはしないかと心配に。2014/06/21
コモックス
1
古い本だから、情報も古い気がする。途中でやめた。妊婦が本能で感じることが書いてあるだけという感じ。訳語の本はやはり読みにくい。2016/04/19
buchi
1
人の一生は生まれた時に始まると考えがちだけど、母親の体内ではすでに一個の人間となってるわけで、そう考えると、人の形になる過程のどこかではすでに脳も起動しているはず・・・。さて、記憶とはいつから記録されるんだろう?自分の中で一番古い記憶は幼稚園に入る前。借家に住んでいた時の記憶が断片的にある。人によっては母親の体内にいた時の記憶を持つ人もいるそうで、ぜひ一度催眠状態で自分の最初の記憶に触れてみたい。出産前後が人間にとっていかに大切な時期かがわかる一冊。2015/07/17
Koji Takahashi
1
妊娠、出産までが性格にとても大きな影響を与える! 胎児は感じ、記憶する。 それが性格を形成する。 早産、帝王切開、麻酔や鉗子の使用は性格の形成、成長に悪影響を与えてしまう。 もちろん乳児の間の接し方も大事だ。 産まれた時には既に「無」ではない、母親になる人は迷う事なくお子さんを愛して欲しいものです。 2015/05/17
Kiki
0
翻訳本にしては読みやすい。 読んでいると自分が乳幼児だった頃を思い出しなかなか進まなかった。 胎教とはまた違うジャンルだが30年前すでにこういうことが証明されていたと知れたことは良かった。 妊婦全員に読んでもらいたい本。2017/12/21
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- 和書
- 一休和尚大全 〈上〉