内容説明
十二世紀後半、モンゴル高原は騎馬遊牧民の各部族が群雄割拠し、部族抗争に明け暮れる弱肉強食の時代だった。テムジンことチンギス・ハーンは、キヤト族の長である父を殺され、さらに新妻ボルテまで他部族に略奪された。怒りに燃えるテムジン。隙あらば命をと狙う諸豪族。やがて自らの生存と覇王への野望を賭け、彼はついに立ち上がった。過酷な大自然を背景に、武勇、智略をもって、一代で大帝国を築いた不世出の英雄を描く歴史スペクタクル巨編第一弾。
感想・レビュー
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フゥドゥ
1
再読 とはいえ中学高校以来か?当時は光栄の蒼き狼と白き牝鹿3やりまくってた時にでた小説だった(しかも志茂田景樹流行ってた?)から手に取ってみたんだけど、チンギスハンの生涯を知る手立ては井上靖の蒼き狼くらいしか無かったからこの本はだいぶ記憶に残ってたところにふと思い出したけど発行部数が少ないのか、Amazon だと結構なお値段😅 県内の図書館だと上越図書館に上~下が揃ってたから赴いて読み直してきました 上巻はほぼ史実通りのモンゴル統一から世界征服にいたる準備と周辺諸国への進撃開始、まだまだ序の口2024/05/06